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2023.08.07

汚部屋住人の片付け方!何が間違えている??

片付けても、片付けても… 家の中、部屋の中が散らかってしまう… と言う悩みを抱えている人は、意外に多いです。

それは、間違った片付け方をしているかもしれません。

そこで今回この記事では、汚部屋住人の片付け方!何が間違っている?? など関連を紹介していきます。

低い家具が多い

まず1つ目は、汚部屋には背の低い家具が多いという事です。

殆どの汚部屋には、座卓があると思います。

そして座椅子や、座椅子タイプのソファーがあると思います。

寝る場所も布団やマットを床に敷いていたり、足つきのベッドでは寝ていないパターンが多いと思います。

そういう背の低い家具に囲まれていると、部屋が広く見えてオシャレに見える…。

と言うのは、多くのインテリア本や雑誌に書いてあります。

だから、それを手本にして、そうしている人が多いと思いますが、しかしそのやり方は、部屋をとても汚しやすいんです。

何故かというと、例えば

座卓に座っていると、床が物置と化していきます。

なぜなら、手を伸ばして丁度いい場所に床がある為、そこを物置にする事が合理的で便利だからです。

しかしながら、そういう風に床に物が置いてあると、そこの住人は知らず知らずのうちに、ここには物を置いてもいいと認識するようになり、やがて床全面を埋め尽くすように物を置くようになってしまいます。

割れ窓理論というものがあります。

人は、窓が割れている建物を見ると、知らず知らずのうちに、ここは汚してもいいと思うようになり、より一層汚したりします。

それと一緒で床も、物が置いてあると、ここは汚してもいいんだと思うようになり、どんどんと汚すようになっていきます。

そういう悪循環を断ち切る為に、座卓は足付きのテーブルへ、敷き布団やマットも足付きのベッドへ変えた方がいいと思います。

そうして床から離れて生活する事で、汚部屋の進行を食い止める事が出来ると思います。

※割れ窓理論とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まる事で、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。

アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。

建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊されるとの考え方からこの名がある。(ウイキペディア参照)

 

収納が多い

2つ目は、汚部屋の住人は収納が多いという事です。

特に、箪笥やドレッサーなど、部屋に置くタイプの収納が異様に多いです。

収納が多いと部屋が片付きそうに思えますが、実はそれは大きな誤りです。

汚部屋の住人は、周囲の物を収納に入れると何となく片付いた気持ちになり安心して、それ以降その収納物を見直そうとしないからです。

その為、やがて収納が足りなくなり、するとまた新しい収納を買ってきて、それに物を放り込んで安心するという悪循環を繰り返すのです。

そうして、やがて部屋に収まりきらないくらいタンスやドレッサーが増えていき、あるいは、部屋を棚が埋め尽くすような状況となってしまいます。

そういう風に収納は、物を捨てなくさせる強烈な副作用があります。

なので、一定以上の数は寧ろ持っていると害と言えなくもないです。

その為、汚部屋から抜け出す第一歩は、物ではなく、まずは収納を捨てる事から始めた方が良いと思います。

そうして、部屋の大きさに適した数に戻した上で、整理をしていきます。

そうしないと、いつまで経っても物が捨てられず、汚部屋からも抜け出せなくなる悪循環になると思います。

 

機能的で合理的

汚部屋の住人は、機能的で合理的という事です。

それは、少ない移動距離で色んな事が出来るからです。

例えば

汚部屋の住人は、こたつに座ったまま、テレビも見られればゲームも出来ます。

ノートパソコンや携帯の充電器も近くにありますし、果ては湯沸かし器や冷蔵庫まであったりします。

最後は、そのまま寝っ転がればそこがベッドにもなります。

そういう風に、1つの所で動かずに、そこで何でも事が済んでしまいます。

つまり、その部屋は機能的で、しかも合理的なのです。

しかし、そういう機能的で合理的な部屋こそ、汚部屋へと変貌を遂げていきます。

なぜなら、部屋のその一角以外、使用されず、どんどんと他のスペースが腐っていくからです。

それは、例えるならレギュラー選手が固定化したスポーツチームの様なものです。

試合に出る選手は、いつも決まっていて、そこに競争はないです。

すると、控えの選手は腐ってしまって、練習にも身が入らなくなります。

たまに試合に出ても、使い物にならなくなります。

部屋もそれと一緒で、ある1カ所が快適だと、それ以外の場所がどんどん不快になっていきます。

使いづらく、汚くなっていくパターンです。

そういう機能的な部屋は、たいてい部屋の四隅が汚れていると思います。

なぜかというと、部屋の四隅に行かないからです。

それで、どんどん腐ってしまうのです。

その為、汚部屋から抜け出す為には、部屋を機能的、合理的とは逆の【非機能的】【非合理的】にさせる必要があります。

例えば

必要な物を四隅に分配したりするのです。

すると、必然的に部屋の中を動き回らなければならなくなり、その分移動距離や時間がかかりますが、それに伴って、部屋全体が綺麗になります。

腐った場所が無くなり、至る所が生かされる様になるからです。

そういう風に、汚部屋の住人は間違った常識に縛られ、自分でも気づかない内に汚部屋となってしまっているケースが殆どです。

その悪循環を断ち切る為には、上記の方法を実践してみて下さい。

 

間違い片付け!傾向と対策

①収納ボックスを…

②大きい収納家具やグッズを…

③衣装ケースを…

④しまう場所と使う場所が…

⑤ゴミ箱が…

⑥オープンラックや引き出しにモノを…

⑦あまり使われない物を…

⑧リビングルームを…

解説

①収納ボックスを…

物が収納から溢れると、BOXを買いたして何とかしがちです。

でも収納を増やすだけでは、今使う物ともう使わない物が混在して余計に片づきません。

ボックスの色や形がバラバラだと、更ににゴチャつく事になります。

【改善策】

シンプルな色のボックスに、使う物だけ収納。

まずボックスの中身を点検して、使わない物を処分又は移動。

次に手持ちの中から白や茶色のボックスを選び、使う物を収めて下さい。

見た目も整い、片づけへ意欲が保てると思います。

②大きい収納家具やグッズを…

沢山しまえる=片付く と思って選んだ収納家具やコンテナBOXは、大量に入る分余計な物も詰め込みがちになります。

その結果、出し入れしづらくなって活用されず物置状態に…。

そして、使う物はいつも出しっ放しに…。

【改善策】

しまう場所や物を見直す。

背の高い収納家具は、手が届きやすい、目線の高さによく使う物だけしまうと決めると使い勝手がアップします。

コンテナBOXは、大きい分重く中の物が出し入れしづらいので、防災用品などの長期保管品か、キャンプや釣り道具などを入れて屋外で使うといいと思います。

③衣装ケースを…

重ねられるしケースを引き出せるからと、衣装ケースを押し入れの上の方に置く人が多数います。

背伸びしないとケースの中の物を出し入れ出来ず、結局しまい込んだままになったり、しまわれず出しっ放しになりがちです。

【改善策】

目線より下に移動。

引き出して使う収納グッズは、目線より下に置くのが正しい使い方です。

出し入れしやすい高さになり、使ったら戻すが自然と出来て片付くようになります。

物が落ちてケガをする心配もありません。

④しまう場所と使う場所が…

せっかく収納場所を決めても、使う場所から遠いと戻すのが億劫になります。

同じ部屋でも5歩以上離れると、片づけをサボってしまいがちです。

そして、片付けに手間取る… 家族が戻さず出しっ放し… とイライラする事にも…。

【改善策】

出しっ放しの場所に、しまう場所を作る。

ちょい置きが頻発するテーブルやソファ周りに籠を置き、よく散らかる物(その場でよく使う物)の定位置にすると家族もしまいやすいと思います。

物は棚にしまう… という思い込みを捨てて、使いやすさを優先してみて下さい。

⑤ゴミ箱が…

空き袋や紙くずなどのゴミは始終出るものです。

なのに、生活感が出るからとゴミ箱を置かずにいると、いちいち遠くに捨てに行くのが大変で、ゴミの一時置きがあちこちに発生してしまいます。

ゴミ箱が小さいとすぐ満杯になり、同じ結果になります。

【改善策】

ゴミが出る部屋や場所ごとにゴミ箱を設置。
すぐ捨てる習慣が身につきやすく、散らかりも小まめにリセットできます。

キッチンなら臭いが出にくい蓋付きタイプを、リビング・ルームは、数日分のゴミが入るサイズを選んで下さい。

⑥オープンラックや引き出しにモノを…

オープンラックの平面に直接物を置くと、丸見えだったり自立せずに崩れたり…。

使った後にせっかく戻してもめちゃくちゃに見えます。

スペースもうまく使えず勿体ない事に…。

引き出しも、ただ入れるだけではぐちゃぐちゃに見えます。

【改善策】

収納ケースや籠を組み合わせて使う。
オープンラックは、実は必ずカゴやケースが必要です。

中途半端に箱などを置くのはNGです。

籠やケースは同じシリーズでそろえると見た目が良いと思います。

引き出しの中も、同様にケースなどを使って仕切りましょう。

⑦あまり使われない物を…

キッチンの棚などを頑張って片付け、整理整頓したのに、よく使う物をちょい置きする人は、収納スペースが使用頻度の低い物で埋まっていませんか?

すると、毎日使う物がしまえず、棚上にずらずら並ぶ事になります。

【改善策】

使わない物を別の場所に移し、よく使う物を収納。
めったに使わない物を別の場所に移動するか、処分して、よく使う物の定位置を作って下さい。

毎日使う物は、蓋無しのケースか引き出しにしまえば、パッと出し入れできて、散らかりにくいと思います。

⑧リビングルームを…

食事スペースと寛ぎスペースを分けようとソファでゾーン分けを…。

だけど、ソファが邪魔で行き来が大変になっていませんか?

片づけが面倒で、揚げ句の果てにソファ周りには使った物やゴミが放置され、全然寛げないスペースに…。
【改善策】

ソファを壁ぎわに移動し、動きやすい空間に。
過ごす時間が長いリビングやダイニングはオープンな空間にした方が、自分自身も家族も動きやすく小まめに片付けられると思います。散らかりは小まめにリセットするのが、きれいな部屋をキープするコツです。

思い当たる間違いがあれば、実践してみて下さい。

 

モノを減らし続けた結果…

元々捨てる事、片付ける事が大の苦手という人が物を減らし続けるとどんな変化があるのでしょうか…。

元汚部屋住人で、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんは、25歳くらいから物を減らし続け、今に至るのだそうです。

①汚部屋脱出

②適量が分かる様に…

③増えても管理出来る

④物欲コントロール

解説

①汚部屋脱出

初期段階は、とにかく物の量が多いので、最初はたくさん手放して、1年も経てば、汚部屋を脱出できたと実感できるまでに…。

ミニマリストやシンプリストにまでなれなくても、本気になれば平均的な物量に減らす事はそう難しくはありません。

②適量が分かる様に…

物を減らせば減らすほどに快適になっていった暮らし。
平均的な持ち物の量から、それはさすがにやりすぎじゃない?というゾーンに入っていきます。

テレビもソファもベッドも全て捨て、洋服もベーシックな服を2〜3パターンで着回すといったように。

洋服はたしかに選ぶ手間が省け、ラクをするという意味では成功だったかもしれませんが、楽しみを通り越して洋服やクローゼットに対して興味すら持てなくなっていました。

その経験を通して、自分にとっての適量が分かるように…。
適量はやはり、自分自身でないと分からない部分が多いので、実践を積み重ねていくしかないです。

③増えても管理出来る

管理できるキャパはある程度は、決まっているものの、1度持ち物をリセットして仕組みを整えた事により、管理できる量は増えました。
洋服が数箇所で管理していた物を1箇所にまとめるだけでも効果はありますよ。

その結果、持たない暮らしから、持ちすぎない暮らしへと目標もシフトしていきました。

④物欲コントロール

物を減らしたら物欲がなくなった…。
とよく聞きますが、私の場合ではそうでもありませんでした。

元々物欲が高すぎたのもありますが、飽き性かつ好奇心旺盛な為、新しい物を知りたい欲が出てきます。

但し、以前のように思いのまま買うのは止めました。

余白や管理手間を犠牲にしてまで持つべきなのか? とワンクッション挟む事により、欲しくてもあえて持たないという選択も取れるようになりました。

物を減らし続ける事で、自分軸や気付きが生まれます。

不安や迷いがある人も、行動していくうちに分かる事もあると思います。

全てが全て、減らすのが良いとも限りませんが、失敗も含めて学びがあるので、自分らしい暮らしを追求したい方は、減らすことを第一歩として踏み出すとプラスに働くと思います。

 

やりがちなNG3選

①買い物した商品を…

②不便な生活に…

③優先順位

解説

①買い物した商品…

スッキリきれいな家にしたい…  快適な住空間で生活したい…。

そう思いながらも、なかなか片づかない家に生活している人に共通している事の1つが、買い物した商品をすぐに片付けない事です。

買い物から帰宅した際、冷蔵や冷凍品は冷蔵庫にしまうけれど、日用品や常温保存の品物をカウンターやテーブルの上に置きっぱなしにしていませんか?

ネットで頼んだ商品が開封されずに段ボールのまま放置されていませんか?

段ボールから商品は出しても、段ボールを解体せずに部屋に放置されていませんか?

片付かない家に住む人の多くに共通するのが、買い物した商品をすぐに使える状態にしないまま放置している事です。

今、必要だから購入したモノなのに放置されているのは、何故でしょうか…?

宅配便で届いた商品は、すぐに開封し段ボールは潰して片付ける。

買い物後の品物は、すぐに使う場所に収納する。

これを徹底するだけでも確実に部屋の景色は変わります。

②不便な生活に…

他人から見ると、不便で非効率な収納や動作も長年その生活を続けていれば、当たり前に感じてしまう事が多々あります。

何となく片付けて、収納場所を適当に決めてしまった結果、日々小さな違和感や不便さを感じながら生活を送る事になります。

特に台所は、限られた空間のわりに収納する物の種類と数が多く、雑多になりがちになります。

食品、調味料、食器、調理器具など、キッチンに収納されるモノの多くは、使用の目的が明確です。

使用の目的が明確なものは、使用する場所を想定して、モノを収納するのが鉄則です。


火を使うコンロの傍にフライパンを収納する… その際にセットで使う油も同じ場所かすぐ近くに収納する。

調理器具、調味料と収納場所を分けずに、使う場所を想定し自分にとって最も使いやすい収納を作る事で、驚くほど便利で快適な空間になると思います。

③優先順位

整理・整頓や収納、掃除なども含めて、片付けと表される事も多いですが、片付けの本来の意味は、使ったものを元の場所に戻す事です。

自分や家族に、使ったものを元に戻す習慣さえあれば、家はきれいなままです。

使ったものを元に戻せないのは、何故でしょうか?

家が散らかってしまうのには、必ず理由があります。

収納方法が複雑で、自分以外の家族に分かりにくい… モノを元に戻す為の労力が大きい… 収納場所が遠い… など何かしら原因があると思います。

その原因の1つ1つと向き合う事で、解決策は導き出されると思います。

多くの家庭で、家事労働の大半を担っているのは女性側のだと思います。

日々家事を行っている主婦には当たり前でも、家族にとってはハードルが高い事も多々あります。

片付けや収納を考える時には、家族の中で家事や片付けが一番苦手な人のレベルに合わせた方法を考える事も大切だと思います。

 

5つの大きな間違い

①片付けられないのではなく…
②時間が出来たら…
③端から順番に…
④つまみ食い的に…
⑤決めない…
 
解説

①片付けられないのではなく…

汚部屋とまではいかないけれど、どことなく散らかった部屋、お宅にありませんか。
もしくは、とりあえず何でも放り込んでいる開かずの間のような部屋が…。
 
こういう部屋をちゃんと片付けようとしているのに、上手く片付けられない時は、やり方を間違えている可能性があります。
 
片付ける方法を間違えているだけなので、ちょっと改善すれば、きれいな部屋になります。
 
一番最初のミスは、部屋の片付け1つも出来ないなんて、なんて自分はだらしないんだ… とか、だめ主婦だ… ズボラすぎる… と自己嫌悪に陥る事です。

自分を嫌いになってはいけません。

そんな考え方をするとストレスが、溜まるだけです。

今、普通に生きていたら、部屋が物でいっぱいになってもしょうがないと思います。

今の時代、何も意識していないと、外からどんどん物が入ってくる時代です。

生活のスピードが早い為、仕事、家事、育児と、たくさんの責任が出てくる主婦が、物の片付けに追いつかないのはよくある事です。

溜め込んでいるのは、自分だけではありません。

そうなってしまう外的理由があるのです。

物がたくさんあると、とてつもなくうんざりし、恐怖すら感じる心理状態かもしれません。

ですが、それは自分だけのせいではない、と捉えてください。

最初から心が折れていると、片付けられるものも、片付けられないです。

②時間が出来たら…

いつか時間が出来た時に片付けようと思っていると、いつまで経っても片付きません。

必ず、片付けをする時間をスケジュールに組み込んで下さい。

ネットショッピングや宅配といった便利なサービスもあり、おしゃれで素敵な洋服、かわいい雑貨が比較的安く、手軽に入手できます。

いつか暇になったら… などというぼんやりとした意識では、押し寄せてくる物たちに負けてしまいます。

1日15分~30分でいいので、片付けの時間を決めましょう。

カレンダーや手帳、スケジュール帳、スケジュール管理をするアプリに、片付け時間をきっちり設定して下さい。

毎日少しずつ片付ける事が、おすすめです。

週末に一気に片付けるとリバウンドします。

長時間の断捨離は決断疲れするので、思ったより片付きません。

部屋は一晩で散らかった訳ではないので、ある程度、長期戦になる事を覚悟してください。

③端から順番に…

時間ができたら、開かずの間に入って、手の届く所から順番に片付けようとしていませんか?

適当に片付けるより、ターゲットを決める方が、片付けが加速します。

一見、物がざわざわとある部屋でも、よく観察してみると、特に物がいっぱいある場所や問題を悪化させているアイテムがあると思います。

全体の2割の事が、8割の結果を生み出しているというパレートの法則を当てはめてみると、汚部屋やぐしゃぐしゃの部屋という現実を作っているのは、部屋の中の2割のものか、2割のエリアです。

※パレートの法則

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているとした。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。(ウイキペディア参照)

散らかった部屋をじっと見てください。

問題の元凶があるのではないでしょうか?

机の上が本、雑誌、紙だらけとか… デスクの上が物でいっぱいだから… 子供が、床でお絵描きをする為… 床置きするものが増えているのかもしれません。

開かずの間の場合は、入り口の傍に、どんどん物を積み重ねているのかもしれないです。

洋服が多すぎて、そこらじゅうに出ているから、本当は寝室なのにアウトレットショップの倉庫みたいに見えるのかもしれません。

窓際にあるワゴンに何でもかんでも積み重ねているので、日当たりが悪く、見るからに、汚部屋然としている可能性もあります。

そもそも通路が物で塞がっていて、体をねじ込む事が出来ないなら、問題を悪化させているのは、通路にある物たちだと思います。

このような、特に事態を悪くしている大元の原因になっている場所や物から片付け始めてください。

④つまみ食い的に…

床に出ている本を2、3冊拾い、今度は窓際に行って、子供のお絵描きグッズを中途半端に片付け、次に、ダイニングテーブルの上にのっているペットボトルを片付ける…。

こんな風に、気の向くままあちこちランダムに片付けていませんか?

このような方法で、断捨離をしてもしないよりは綺麗になります。

しかし、あまり効率はよくありません。

例えば

Aというエリアを片付け始めたら、その日はAに集中したほうがいいです。

何となく全体を片付けていると、15分の作業が終わっても、あまり違いが見られないものです。

一方、Aというエリア、Bという品物のみに集中すれば、そこだけすっきりきれいになり、終わった時に視覚的に成果を確認できます。

そして、それがやる気に繋がります。

片付けが苦手な人は、Aを片付けている時、BやCに気が散ってしまいがちです。

そして、Aよりも、BやCを片付ける方が簡単そう… と思うのです。

1度に様々な家事をやる事は、マルチタスクであり、ストレスが溜まるわりには、全てを終えるまでに時間がかかるものです。

色々同時進行する方が、早く終ると思うのは錯覚です。

汚部屋の片付けの場合、片付けたつもりなのに、前より散らかっているなんて事態も起こりえます。

他のものが視覚に入ると気が散るので、1つのエリアや物に集中する。

シングルタスクを心がけてください。

⑤決めない…

片付けられない人が犯す過ち… 決めない事です。

床に落ちているものを拾って、どこに置いたらいいのかわからず、別の場所に押し込むという事がありませんか?

このような事を何度もやっていると、時間をかけたわりには、何も片付きません。

しまう場所がないと思ったら、捨てる事も検討してください。

多くの場合、捨ててしまった方が、シンプルに問題解決できます。

今日の所は取っておこう… と、決める事を先延ばしする事が多いと、いつまでも片付きません。

物が散らかっているという事は、以下の先延ばしをしたからです。

・使った後にすぐ仕舞わなかった

・用が済んだのに、すぐ捨てなかった

・直ぐに、しまう場所を決めなかった

・最初から要らないモノなのに、すぐ手放さなかった

・片付けを直ぐに着手しなかった

これまで、決める事や行動を何度となく遅らせてきたから、部屋の中が散らかっているのです。

不用な物はもう捨てると次こそ決めましょう。

 

 
 

 

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