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2023.02.01

ゴミ屋敷でどうやって生活しているの?

ゴミ屋敷での生活には、さまざまな健康上のリスクが伴います。


ゴミ屋敷でどうやって生活するんだ?

今回この記事では、ゴミ屋敷に住む人たちのライフスタイルを、環境破壊や健康被害も含めて見ていきましょう。

誰もそんな家に住みたいとは思わないのに、なぜ彼らはそのような選択をするのでしょうか?

私の調査や観察を通して、このテーマをできる限り取り上げ、人々がなぜそのような決断を下すのか、その心理を探っていきたいと思います。

では早速、ゴミ屋敷の世界に飛び込んで、なぜそこに住むことを選ぶ人がいるのか、その理由を探ってみましょう。

 

ゴミ屋敷の定義

まず始めにゴミ屋敷には定義がありません。
テレビやネットのニュースメディアで取り上げられることもありますので、ごみ屋敷という言葉そのものの知名度は高いことでしょう。
実際にゴミ屋敷と聞けばどのような家なのか、何となくイメージできる人も多いと思います。

しかしながら実際にゴミ屋敷とは何か、その定義はといえば、何も定められていません。
ゴミに覆われている、人が住めるような状態ではない汚い家、中がゴミで埋め尽くされている家といったものをゴミ屋敷と呼びますが、法律的な面からは、ゴミ屋敷は何ら定義されていません。

内部は狭くて薄暗く、換気もほとんどないことが多い。そのため、非常に居心地が悪く、住みにくい家になっていることがあります。

ゴミ屋敷に関する直接的な法律はない

簡単に説明するとゴミ屋敷を取り締まる直接的な方法や法律は、まだありません。

ごみ屋敷に住んでいる事自体は犯罪ではありませんので、住民がゴミを財産だと言えば、国が無理やりゴミを持ち出すことは法律上は不可能です。

一方で、ゴミ屋敷に関する地域住民からの苦情は年々大きくなっており、行政は対処せざるをえない状況です。

そのため、法律ではありませんが各自治体で条例レベルでゴミの強制撤去、ゴミ屋敷に関する行政指導を行える条例が自治体ごとに制定されています。

ゴミ屋敷に関する条例は通称としてゴミ屋敷条例と言われており、全国各地の自治体で整備が進んでいる途中です。

 

ゴミ屋敷は罰せられない

ゴミ屋敷が問題となっている背景にあるのは、ゴミ屋敷が法律で定義されていないこと以上に、法律違反ではないからです。
家からゴミが溢れ公道や隣家にまで浸食していれば道路交通法違反、あるいは不法投棄等の違反に問えます。
しかし、自宅の中だけにゴミを大量に蓄積させているゴミ屋敷は、法律違反ではありません。

もし近所の住人が警察に相談したとしても警察は民事不介入という原則がある為個人的なトラブルには対応してくれません。

前途の通り公道にゴミが出たり隣接する家にゴミなどが侵入した場合は法律違反になる為対応してもらえるでしょう。

第三者がみて明らかにゴミだと思っても、住居者自身が財産だ、大切な宝物などを主張すれば、ゴミではないのです。
つまり、財産、大切な宝物を家に貯めているだけなので、何ら違反ではないのです。
この点もまた、ゴミ屋敷問題の難しい点です。

 

ゴミ屋敷の住人の生活の仕方

ゴミ屋敷で過ごす人の生活スタイルとはどんな感じなのでしょうか。

基本的には全てが閉鎖状態にある事が多い為、その詳細を知る方は少ないと思います。私自身もこの仕事をしていなければここまで沢山のゴミ屋敷の住民様達と知り合う事はなかったでしょう。

そんな経験から見えてきた、ゴミ屋敷の住民の生活スタイルについて今回は深掘り解説していきたいと思います。

 

ゴミの中で普通に生活

ゴミ屋敷の住人はゴミが周りに積んでありある程度自分が寝たり行動できる位のスペースは確保してあります。

玄関からそのスペースに進むところも床が見えている事もありますが足の踏み場が少ない、ゴミや物を踏んで進んでいかなくてはならないなど他人からすればとても何でこんな所で住んでられるの?と思う場所で生活しています。

まず、ゴミ屋敷で生活している人はこの光景が当たり前であり今の状況でも何不自由なく生活しているのでじぶんの家がゴミ屋敷でも全然気にすることが無いことが多いです。

ゴミ屋敷に住んでいる性別の割合は女性の方が男性より多いような形になります。

 

ゴミとゴミの間で生活している

ゴミ屋敷に暮らしている人の多くが、生活できるほどのスペースを作っています。
テレビを見たり、ご飯を食べたりする場所があらかじめ確立されている点が大きな特徴です。

皆さんの中にも、ゴミ屋敷は生ゴミやダンボールが多い場合を想定する方もいるでしょう。
しかし、単純に荷物が積み重なっているケースも少なくありません。

ゴミ屋敷で生活している人は、一般的なゴミでも必要なものだと感じて溜め込んでしまっているケースもあります。
ゴミ屋敷を生み出す大きな要因の一つです。

 

ゴミの片付けなけばと思ってはいるが処分できない

ゴミ屋敷に住んでいる人はゴミが溜まってきてゴミを捨てることや片付けなけばと分かっているのに片付けられないといった方がいるのが事実です。

では、なぜ彼らはゴミ屋敷になっている部屋を放置してしますのか。

家や部屋をゴミ屋敷にしてしまうのには何かしらの理由があります。

片付ければと思っているがいざやろうとするとできないセルフネグレクトやうつ病などの精神疾患。

高齢や体力などの身体的な理由でゴミ捨てができなくなる、片付けや掃除が苦手な人など理由は人それぞれですがそれらの理由で家がゴミ屋敷になってしまって長い期間その状態が続いてしまうとそれが当たり前になってしまい片付けをしなくなってしまうことが多くなってしまいます。

 

ゴミ屋敷に住むことの危険性

ゴミ屋敷に住むことは、住む人にとっても環境にとっても危険なことです。

住人にとっては、汚染された環境で生活することによる病気や感染症の危険性があります。

また、ゴミの異臭や腐敗臭で喘息などの病気を引き起こす可能性もあります。

ここからはゴミ屋敷で住んでいるがためになりうる健康被害や起こりうる事故などを紹介させてもらいます。

 

ゴミ屋敷に住んでいる時の健康被害


ゴミ屋敷に住むことで起こりうるリスクについて、もっと知りたいと思いませんか?

ここでは、ゴミ屋敷に住むことで起こりうる様々な病気や健康状態、そしてその予防法について説明します。

害虫、細菌、ウイルスの存在や、埃やカビの多い空間にさらされることでどのように健康を害するかについて説明します。

ゴミ屋敷が健康に与える影響についてもっと知りたい方は、ぜひ読み進めてください。

ゴミ屋敷に住むことによる健康リスクを理解する

細菌やほこりにさらされるといった短期的なものから、呼吸器系疾患や循環器系疾患といった長期的なものまで、さまざまな健康上の問題がある。

また、不衛生な環境で生活することで、ストレスや不安、うつ病など、精神面への影響も考えられます。

ごみ屋敷での生活をしていて害虫、埃や塵などが原因となる病気は下記に一覧として書かせてもらいます。

 

1、ぜんそく

ゴミ屋敷に住むと、空気の汚染のレベルが高いため、喘息を発症するリスクが高まります。ゴミ屋敷では、塵埃、食べ残しの異臭、ダニやゴキブリなどの害虫などがいるため、空気の汚染レベルが普通の家よりもはるかに高いことが多い。

原因は、ハウスダストやダニ、ほこりなどの小さな細かい粉のようなものが気道に入り、炎症を起こすことから発生します。

ハウスダストやほこり、ダニ・ゴキブリなどの害虫のフンが息を吸うときに気道に入り、炎症を起こし本当にぜんそくになってしまう可能性があります。

 

このようなリスクを減らすために、ゴミ屋敷に住む人は原因となるダニやゴキブリなどを除去するために部屋の掃除をしてバルサンなど害虫駆除関連の商品を使い原因を除去しなければなりません。いろいろな種類があるので、購入時にかかるお金を無駄にしない為にも自分の部屋には何が必要か考えてから買ってください。

 

2、アレルギー

アレルギーが引き起こされることもあります。アレルギーの症状としては、発疹、かゆみ、くしゃみ、呼吸困難などがあります。

ゴミ屋敷に住んでいてありうるアレルギーには複数あり代表的なものが次の物になります。

 

・ゴキブリアレルギー

ゴキブリのフンが原因で起きるアレルギー反応でフンが人間の体内に入ることにより、アレルギー反応を引き起こします。

 

・ダニアレルギー

ダニの死骸、糞が人間の体内に入るとこにより、アレルギー反応を引き起こします。

 

・ハウスダスト

家の中の埃や洋服の小さな繊維など一般の家でも起こりうることですがゴミ屋敷の場合一般の家よりゴミや物が多く掃除がされてないことが多いので一般の家よりなる可能性が高くなってします。

 

このようなリスクを減らすためにはアレルギーの媒体となりうるゴキブリやダニなどを発生させないようこまめな掃除が必要になっていきます。

 

3、食中毒

ゴミ屋敷に住んでいることで食中毒になるケースもあります。

ゴミ屋敷では食べ残しや空の弁当箱などが家の中に放置されている状態が続くとゴキブリやネズミなどが入ってくるケースが増えてきます。

ゴキブリやネズミは下水道など細菌が多い所を歩いていてそのまま菌を家に持ち込んで入ってくるケースもありその細菌を人間が体内に取り込んでしまい食中毒になることもあります。

 

4、感染症

・ツツガムシ病

ネズミやダニが原因で起こる感染症が起こるケースもあります。

ネズミに取りついたツツガムシ(マダニの仲間)というダニに刺されることで起こる可能性がある感染症です。

全身を注意深く探すと、直径1-2cm程度の赤くなった刺し口が見つかる。

刺し口の真ん中が黒く変色していることが多い。

刺されてから1~2週間後に高熱、全身のだるさ、頭痛、目の充血、喉の腫れ、リンパ節の腫れも多くみられることが多い。

 

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

カビを吸い込むことで発症する感染症です。
通常、健康な人はかかりにくいですが、肺が弱っている人や高齢者はリスクがあります。主にぜんそくのような症状がおこります。重症化すると血痰や発熱といった症状が出ることもあります。

 

このようにゴミ屋敷に住んでいると様々な直接的な健康被害が起こりうる事がお分かりいただけとおもいます。

しかし、ゴミ屋敷に住んでいる人間は自分でゴミ屋敷を片付けられない、仕事をしていて片付ける時間が無いと思ってしまい悪循環になってしまっていることがあります。

 

うつ病などの精神疾患

ゴミ屋敷とうつ病などの精神疾患の人とは関係性が無いと思っている方も多いとは思いますが実際には大きく関係していると言われております。

うつ病を発症した人は対無気力になり、家の片付け・掃除という普通の生活ができなくなり、ゴミが増えていき、ゴミ屋敷化してしまうからです。

家がゴミ屋敷になることでさらに精神的ストレスを溜め込み、次第に何をするにもやる気が起きなくなり、さらにゴミが溜まっていってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

このような精神的な病気もゴミ屋敷に住んでいるうえでなりうる病気です。

 

ゴミ屋敷で起こりうる事故

ゴミ屋敷に住んでいる人や近所に住んでいる人の中で、ゴミ屋敷で起こる火事や火災が大きな問題になってきていることをご存知でしょうか?

その他にも高齢者が一人暮らしになりお世話をする人がいない人などは孤独死してしまうなど一言にゴミ屋敷での事故と言っても様々な物があります。

ここではゴミ屋敷に住んでいて起こりうる事故についてここで解説させてもらいたいと思います。

 

ゴミ屋敷での火災

近年において、ゴミ屋敷問題とは大きな社会問題へと発展してきました。

もともと高齢者がゴミ屋敷に住んでいたという事例が昔からあったものの、最近では若者がゴミ屋敷を作り出すことでも問題視されてきているのです。

そんな中でゴミを家の中においておけば、その分一度火がついてしまうと、一気に燃え広がってしまうという危険性を含んでいます。悪臭問題で近隣に迷惑をかけるだけでなく、アパートのの場合は隣接する他の部屋、他の住人の部屋に燃え移ってしまったり、一軒家の場合は隣接する住宅などへ火が燃え移ってしまっては対処のしようがありません。

なのでできる限り近隣にゴミ屋敷がある方や家に住んでいるという方は、早めの対策を立てていく必要があると言えるのです。

 

火事や火災になる原因

では、なぜゴミ屋敷では火事、火災が起きてしまうのかの原因ですが

・住人の火の不始末

ゴミ屋敷で一番多い火災の原因と言うのが、住人による火の不始末になります。

主にはタバコなどがあげられ、実際に火災事件にまで発展したという例は数多く存在するのです。

実際にゴミ屋敷以外でもタバコの不始末による火災は多いですが、火の広がり方が早いのはゴミ屋敷のほうが圧倒的にはやいです。

理由としてはゴミ屋敷の場合、ゴミや物が多い為ゴミや物に火が移りみるみる内に火が広がっていってしまいます。

もし火元の周りに何もない状態なら被害を最小限に抑えることができるかもしれませんが、ゴミが大量に置いている部屋では対処が間に合わないことでしょう。

それだけゴミ屋敷とは、火災を起こしやすい条件を兼ね備えていると言えます。

 

トラッキング現象

ゴミ屋敷以外でも起こりうる火災現原因でTVなどのニュースでたびたび紹介されて問題視されているのがトラッキング現象による火災になります。

トラッキング現象とは、いわばコンセントなどに溜まったホコリなどに電気が接触することで着火を引き起こしてしまう現象のことです。

ゴミ屋敷の特徴として、掃除を数か月、数年していないという特徴を持っており、コンセント部分はホコリまみれなのが多数あります。

そんな状態で電化製品の電源と入れようとした時などにトラッキング現象を引き起こしてしまうのです。

コンセントがどこにあるのかも検討がつかないほどのゴミ屋敷なら早めに対策を立てないと火災を引き起こしてしまうでしょう。

 

外部からの放火が原因

ゴミ屋敷に住んでいる人が一番気をつけなくてはいけないのが、外部からの放火です。

実際に外部からの放火によって、ゴミ屋敷が火事になったという事例はあります。

というのも、ゴミ屋敷とは周りから見たら忌み嫌われる物体であり、近隣住民からしたら早めに無くなってほしいモノ。そんなゴミ屋敷に対して、ちょっと火をつけて懲らしめてやろうという発想になってしまってしまう方もいるのです。

軽い気持ちでやった行動が取り返しのつかないことになってしまうこともあるので注意が必要です。

もちろん放火は犯罪ですが、なかなか犯人逮捕には繋がりにくい部分もあります。

そういった意味合いで、外部からの放火による火事が度々起こってくる事なので十分に注意しておきましょう。

 

ゴミ屋敷での孤独死

族や親しい人が、ゴミ屋敷で一人で暮らしているのは心配ですよね。

実際にはゴミ屋敷で孤独死は起きやすくなっています。

それはゴミ屋敷であることで事故が起きたり病気になったりする可能性が高く、かつ何かあった時に周囲に異変を発見されにくいからです。

ゴミ屋敷になってしまうことは孤独死が起きる警報でもあります。

多くの住人はゴミ屋敷化してしまうと、誰にも知られたくないという思いから塞ぎこみ孤独となります。

ゴミゴミが溜まっていくとと食生活が乱れ、生活習慣病を誘発いたします。

孤独死前の警報を見逃す事無く、捉えれば救える命はある。

孤独死は、通常の死と比べて遺族の負担や苦痛が大きいだけでなく、時に近隣や周辺の住人や不動産の管理者などにも大きな影響を与えます。

大切な人がゴミ屋敷の中で孤独死をするという悲しい最期を迎えないよう、ゴミ屋敷と孤独死の関係性を正しく理解し、いまのうちにできる対策があれば備えておきたいものです。

孤独死がおきてしまうと部屋の掃除などにハウスクリーニングの業者に依頼したり遺品整理などの事も頼むような事になってしまうこともあります。

ここでは、ゴミ屋敷と孤独死の関係や、ゴミ屋敷で孤独死が起こる主な原因、孤独死にいたる理由について分かりやすく解説していきます。

また、ゴミ屋敷にさせないための対策や、ゴミ屋敷で孤独死してしまった場合の対処法も、詳しくお伝えします。

大切な人をゴミ屋敷で孤独死させないため、どうぞ最後までじっくりお読みください。

1.ゴミ屋敷は孤独死が起きやすい

ゴミ屋敷ではなぜ孤独死が起きやすいのでしょうか?

孤独死が起きうる可能性として条件が何点かありますので解説させてもらいます。

 

ゴミ屋敷の住人は一人暮らしである

ゴミ屋敷の住人は一人暮らしである割合が高い事が特徴です。

ゴミ屋敷に住んでいる住人が一人暮らしである割合は厚生労働省の調査でも公表されていますが65%にもなります。

ゴミ屋敷というと一軒家の住宅を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、近年は集合住宅(マンション、アパート)の一室がゴミ屋敷となっているケースが多数発覚し、そのほとんどがコンパクトな単身世帯なのです。

孤独死が起こりやすいひとり暮らしの率が圧倒的に多いのが、ゴミ屋敷の住人と言えると思います。

 

ゴミ屋敷の住人は心身に疾患がある場合

ゴミ屋敷の住人の抱えている問題を見ると、そこからは心身に問題を抱えていながら家族や近隣、社会などから孤立してしまっているがために助けを求められないといった住人像が浮き彫りになってきます。

実際にゴミ屋敷に住んでいる住人に自治体が調査のアンケートをして上位にあがってきたのが以下の一覧になります。

・家族や地域から孤立

・総合失調症やうつ病などの精神障害、精神疾患

・経済的困窮

・判断力の低下や認知症

・体力の低下、身体障碍

などがあげられます。

社会から孤立していることや経済的な困窮を理由に、自ら助けを求めることができないのです。

ゴミ屋敷の住人はその多くが心身に疾患を抱えていながらも具体的な対策をしていないため、衛生状態や健康状態が悪く、突発的な疾病にもかかりやすいと言えます。

 

住人異変に気付かれない場合

孤独死が発見されるきっかけを見ると、ゴミ屋敷であるがために近隣住民や家族などから疎遠になっているケースが多い為、何か問題が起きた時に発見が遅くなることが多い事が言えます。

ゴミ屋敷の住人は、日頃から近隣とトラブルを起こしていたり、家族と疎遠にしているケースが多いため、音信不通を心配しての訪問は、残念ながら少ないと言えるでしょう。
さらに普段から異臭や害虫の発生源となっていることも多く、郵便物などが溜まっている場合も、外から判別が付きにくいのです。

ゴミ屋敷の中で事故が起きたり、急病で倒れたりなどの異変が生じても、そのまま気付かれることなく時間が過ぎてしまい亡くなってしまう事もあります。

 

ゴミ屋敷で孤独死が起きうる原因

ゴミ屋敷に住んでいてなぜ孤独死が起きてしまうのでしょうか。

ここではゴミ屋敷で起こりうる孤独死の原因について話していきたいと思います。

孤独死が起きる急な疾病の場合

夏場のゴミ屋敷の中で、エアコンのリモコンがゴミに埋もれて見つけることができず、猛暑に熱中症を起こしてそのまま意識を失ってしまい亡くなってしまうケースが多い事が言えます。

実際のところ、孤独死は夏場に増加する傾向があり、特に7月と8月だけで全体の2割を占めているような形です。

ゴミ屋敷の住人の中には、光熱費などの公共料金を滞納していて電気が止まってしまっている方もいる為、たとえリモコンがあったとしても電気が使えず猛暑をゴミの中で過ごすことになってしまいます。

また、冬場にはこたつの中だけで生活していて、気付かぬうちに脱水症状を起こして意識を失い、亡くなってしまう事もあります。

転倒などによる事故の場合

膝下ほどまで高く積まれたゴミの中を移動する中で、足を取られて転倒事故が発生します。

倒れた際の打ちどころが悪く骨折などをして動くことができなくなったり、頭などを打って多量の出血で意識を失っってしまいそのまま亡くなってしまう事もあります。

ゴミが高く積んであった場合は転倒した際にゴミの山が崩れてしまい身動きが取れなくなってしまうこともあります。

ゴミ屋敷で起きた孤独死の現場検証の結果で意外と多いのが、こうしたゴミ山での転倒と思われる事故なのです。

 

異変に気付いてくれる人がいない場合

ゴミ屋敷に住んでいると先ほど説明させてもらった通り近所の人や家族、知人など社会から孤立していることが多い為、様子を見に来てくれる人や訪問して訪れてくれる知人などもいない為、もし異変が起きても発見されるのが遅くなってしい、亡くなっていて腐敗が進んでしまい死臭や害虫などが発生してしまいます。

 

孤独死を起こさない為にする対応

孤独死を起こさない為に対策は必要です。

まず、ゴミ屋敷自体を清掃すること、心身的な疾患の場合は精神面でのケア、福祉関係のサービスを受けるなどゴミ屋敷の住人に合った対応をすることです。

 

ゴミ屋敷を片付ける場合

まず、ゴミ屋敷を片付けるにあたって問題になるのが自分自身がゴミ屋敷に住んでいるか近所の方、身内の方がゴミ屋敷に住んでいるかになります。

 

自分がゴミ屋敷に住んでいて片付ける場合

自分がゴミ屋敷に住んでいて片付けなければと思うのであれば自分の手で片付ける場合とプロの清掃業者に依頼するような形になると思います。

自分で片付ける場合のポイントは準備です。

作業する部屋の大きさやゴミの量などによる変わりますがもし多いようなら知人、身内などに手伝ってもらい片付けた方が時間や日数もそんなにかからず清掃できるでしょう。

もし、一人での片付けや友人などに手伝いを頼めない場合は清掃業者に任せるのがオススメでしょう。

専門の業者に頼む場合は業者によって費用の相場は変わってきますし、作業の手順や片付ける家の広さ、ゴミの量などにもよって値段は変わってきます。

業者に任せると家具などの荷物の整理や落ちにくい汚れの掃除などのハウスクリーニングもしてくれて不用品の買取などもしてくれる場合もあるのでおすすめです。

業者に依頼する場合は最初にネットなどで調べると業者のランキング、ページなどや評判の良い業者などを参考に2~3社ほどに見積もりを出して確認しておく事が重要です。

会社によってはサービスや無料で何かしてもらえるなどしている業者もあるのでしっかり業者のページで利用規約など自分の家が可能かどうかなどしっかりチェックするのがコツです。

勢いで決めてしまうともっと安い業者があったのにと後悔してしますので注意しましょう。

もしわからない事や質問などがあれば業者のページお問い合わせページがあると思いますのでメールや電話で相談してみましょう。

 

ゴミ屋敷が自分の家ではない場合

ゴミ屋敷が自分の家ではなく実家(親)や近所の家、貸主であった場合はまた対応が変わってきます。

まず片付けるにあたって住人に相談し、本人が片付ける事に納得していないとできません。

第三者が勝手に片付けてしますと違法になってしまうためです。

話し合いでも応じてもらえない場合が自治体や市などに相談してみましょう。

自治体の条例にもよりますが自治体の指示を無視し続けると強制退去になる可能性もあるので住人の方も対応してくれると思います。

 

ここまでゴミ屋敷での生活、危険性、対策など説明、解説させてもらいました。

この記事を読んだことであなたの悩みが解決しゴミ屋敷を脱却して生活環境を変えることができたら幸いです。

ここまで読み進んでいただきありがとうございました。

 

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