- カテゴリ:
- ゴミ屋敷清掃
原因は汚部屋だから??アレルギー症状
朝、起きると毎回くしゃみ、鼻水が出る事はありませんか?
寒くてくしゃみ、鼻水がでるのは、仕方ないですが、年中同じ状況ならば、それは… ダニ、ハウスダストのアレルギーかもしれません。
コロナの自粛中、外に出ていないのに鼻水が出てくる… そのような場合もアレルギーが疑われます。
そこで今回この記事では、原因は汚部屋だから??アレルギー症状など関連を紹介していきます。
引き起こされるアレルギー
汚部屋をそのまま放置し続けると、次のようなアレルギーを発症する可能性が高まります。
・アレルギー性鼻炎
・アレルギー性結膜炎
・気管支喘息
・アトピー性皮膚炎
これらのアレルギーを発症した結果、くしゃみや咳が出続けたり、目や皮膚が痒くなったりといった症状が出る事も珍しくありません。
理由
①ハウスダストが多い
②アレルゲンに触れ続ける
解説
①ハウスダストが多い
長い間掃除をしていない汚部屋には、ハウスダストが多く漂っています。
そのハウスダストは、アレルゲン(アレルギーを発症させる原因)となります。
ハウスダストとは… 埃、糸くず、カビ、ダニの死骸や糞、花粉、ペットの毛 …など
汚部屋には、これらの細かなゴミが積り、多く舞っています。
特にダニは、ハウスダストによるアレルギーの原因になりやすいといわれています。
もちろん人やペットが生活している限り、ハウスダストの発生をゼロにする事は出来ません。
しかし、こまめに掃除をする事で、家の中にあるハウスダストの量を減らす事は可能です。
②アレルゲンに触れ続ける
汚部屋に住んでいるからといって、必ずしもアレルギー症状が出る訳ではありません。
しかし、汚部屋での生活が長引く程、アレルギーを発症する可能性は高まります。
アレルギーは、アレルギー物質への許容量を超えた時に発症するからです。
この話はよく、コップの水に例えられます。
アレルギー物質への許容量はコップだとします。
ハウスダストなどのアレルゲンに触れる度に、そのコップに水が溜まり続けると考えてください。
コップの水が溜まり続けると、いつか水が溢れます。
その時、アレルギーを発症します。
つまり、汚部屋で生活を続けているという事は、コップに水が貯まっていく生活を続けている事になります。
生まれ持ったコップの大きさは、人それぞれ異なります。
仮にコップが小さかった場合は、想定よりも早くアレルギー症状が出てもおかしくはありません。
アレルギーの原因となるダニは…
ダニアレルギーは、通年性アレルギー性鼻炎だけでなく、気管支喘息やアトピー性皮膚炎など他のアレルギー疾患の主要な原因となります。
ダニの中でアレルギーに関連するのは、主にチリダニの一種である、ヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニです。
これらのダニの死骸や糞に含まれるタンパク質がアレルギーの原因となります。
ダニの生態
節足動物の一種で、昆虫ではありません。 どちらかといえばクモやサソリに近い動物です。
因みに、クモやサソリ、ダンゴムシも昆虫ではありません。昆虫は節足動物門 (せっそくどうぶつもん)六脚亜門(ろっきゃくあもん) 昆虫綱(こんちゅうこう)
に分類される動物で、一般的に体が3つに分かれ足が6脚あります。
ヤケヒョウヒダニ と コナヒョウヒダニ
【増殖時期】
湿気の多い6月~9月に数が増えます。
ダニは、気温25℃、湿度60%になると一気に増殖し始める為、梅雨時期が最も増殖に適しています。
また、空気が乾燥し気温が低下する冬に減る傾向がありますが、最近は暖房や加湿器により一年中暖かく湿度が保たれた環境が維持される為、冬でもダニが減少しづらくなってきました。
【大きさ】
どちらも大きさは、0.4mm程度で肉眼では殆ど見えません。
【餌】
人の血は吸わず、人の垢やフケを餌とします。
【好む場所】
湿度の高いジメジメした所を好みます。
体の表面から水分を吸収放散しており、湿度が低いと水分を放散して体重が減少し、湿度が高いと水分を吸収して体重が増大します。
コナヒョウヒダニの方が乾燥に強い傾向にあります。
高層集合住宅におけるダニの生息を調べた研究では、コナヒョウヒダニは階数に関係なく10階まで生息が認められ、ヤケヒョウヒダニは4階以上の家庭では極めて少ない結果となりました。
低階層の家庭は、湿潤している傾向にあり、高層階の家庭は乾燥している傾向にあるので、湿潤環境を好むヤケヒョウヒダニは高層階には少なかった事が考えられます。
どんな床材を好む?
畳、フローリング、カーペットにおけるダニ密度を観測した研究では、畳とフローリングでは大きな差はなく、カーペットでは、埃やダニ密度が増える結果となりました。
ダニは、畳に多いイメージがありましたが、埃の付きやすいカーペットが1番ダニが生息しやすいみたいです。
成長
卵から成虫になるまで30日程度、要します。
しかし、コナヒョウヒダニは生息環境によっては休眠します。 休眠中のダニは乾燥や低温に強い特徴があります。
防ダニ対策
ダニアレルギーの1番の対策は、ダニやダニ由来のアレルゲンを取り除く事です。
血液検査の結果で、ダニアレルギーが判明すると、つまり部屋が汚いってことですよね… これって部屋を掃除するしかないですよね… とよく言われます。
人が生活している以上、ダニをゼロにする事は難しいですし、どんなに劣悪な環境でもアレルギーが発症する方としない方がいるので、一概にダニアレルギーは部屋が汚いから発症するものでもないと思いますが、埃とダニの量とは相関する為、掃除をする事はダニアレルギー予防のよい対策になります。
ダニが好むものを除去(掃除・洗濯・捨て)
①埃(ハウスダスト)を無くす
②換気する
③布団や毛布を丸洗い
④シーツや布団カバー、枕カバーを防ダニ仕様に
⑤絨毯やカーペットをやめる
⑥布製のソファーや椅子は、生息しにくい素材に
⑦ぬいぐるみを洗う
⑧防ダニ用の殺虫剤
解説
①埃(ハウスダスト)を無くす
埃(ハウスダスト)の量を減らせば、ダニも減ります。
まずは、掃除機で床の掃除をする事が重要です。
具体的には、寝室や居間、子供部屋の床面を1週間に1回丁寧な掃除をし、1日おきに普通の掃除をする事が推奨されます。
・丁寧な掃除_6畳の床であれば、約5分間かけて掃除がけ(1m2あたり30秒の時間をかけて掃除)
・普通の掃除_シングルサイズの敷き布団であれば、片面2分間かけて掃除がけ(寝具の場合、1m2あたり約1分かけて掃除)
掃除機以外にも、空気清浄機を設置する事も有効です。 空気中に舞っている埃を除去してくれます。
掃除機をかける暇がなければ、お掃除ロボットも検討する方法もあります。
特に、ベッドの下など掃除しづらい隙間には床拭きロボットであれば薄いので、埃を取ってくれます。
②換気
ダニは湿気が大好きで、乾燥に弱い生き物です。
乾燥している冬の時期に部屋を換気しダニの量を減らしましょう。
③布団や毛布を丸洗い
ダニは、布団に多く生息しています。
朝起きた時の布団の中は、ぬくぬくと暖かく湿気もあり、餌になる人のフケや髪の毛も豊富にある為、ダニにとって最高の環境です。
睡眠中に吸い込むダニのアレルゲンを減らす為にも寝具の洗濯は有効です。
ダニのアレルゲンは水に溶けやすい為、掃除機をかけるよりも丸洗いした方がより効果があります。
【ダニアレルゲンの除去方法】
1・掃除機で吸引 2・布団叩きと掃除機 3・機械式丸洗い …の3つを比較
結果
1・掃除機で吸引と2・布団叩きと掃除機を行った場合、布団内アレルゲン量の減少は40%前後。
対して3・機械式丸洗いでは、業者によっての差はあるものの、ある業者では除去率は90%以上であったと報告されています。
布団は、生乾きだと逆にダニが爆発的に増加するので、高熱処理をしてくれる業者を選ぶ事が重要です。
自宅で洗濯可能な毛布や布団の場合は、生乾きのままではダニが増える可能性があるので、洗濯から乾燥まで出来る大型の洗濯乾燥機があるコインランドリーを利用する事もおすすめです。
ダニは50℃の環境では、ほぼ20分で死滅するので、乾燥機は有効です。
コインランドリーの乾燥機以外でも、布団乾燥機も効果的です。
天日干しも乾燥させるという点では良いと思いますが、内部まで50℃に達する事は難しく、全てのダニが死滅しない可能性があります。
④シーツや布団カバー、枕カバーを防ダニ仕様に
防ダニシーツには、大きく分けて2つの種類があります。
【防ダニ用の薬剤が付着しているシーツ】
防ダニ用の薬剤が付着しているシーツは、シーツの手触りや生地感は通常のシーツと大きく変わりません。
薬剤も安全性の高いものが使用されており人体への影響は少ないと言われています。
デメリットとしては、洗濯や天日干しにより防ダニ効果が落ちる事です。
【特殊な織り方をした高密度織り生地シーツ】
繊維の密度を高くし細かく織る事によって、ダニを通さないシーツです。
ダニをシーツの外に通さず、中に閉じ込める事によって防ダニ効果を生みます。
デメリットとしては、通気性が悪くなる事や手触りに好みが出る事です。
⑤絨毯やカーペットをやめる
ダニは、絨毯やカーペットが大好きです。
毎日の掃除機掛けも大切ですが、そもそもダニが付着しやすいものは、処分対象にできないか検討して下さい。
⑥布製のソファーや椅子は、生息しにくい素材に
ソファー自体を替えなくても、伸びる生地のソファーカバーで、丸ごとソファーを覆う事が出来ます。
これならソファーカバーを定期的に洗濯する事が出来るので衛生的です。
⑦ぬいぐるみを洗う
子供のお気に入りのぬいぐるみを洗う事は勇気がいると思います。
薄汚れてきた事には気づいていても、洗ってゴワゴワになったら子供に大泣きされるし… と躊躇ってしまいます。
しかし、布団や絨毯に多く生息するダニがぬいぐるみにいないはずはありません。
まず、ぬいぐるみが洗えるものか確認してみてください。
洗濯可能であれば、中性洗剤と柔軟剤を使用して手洗いし、よくタオルで拭いた後にドライヤーで乾かし、ブラッシングして風通しの良い所で乾燥させます。
十分に乾燥させないと、布団同様ダニは増殖するので注意が必要です。
洗えないぬいぐるみや、洗濯を躊躇される場合は、夏の暑い日に黒いビニール袋にぬいぐるみを入れて封をし、日差しの下や車の中に置く事で、袋の中が高温となりダニを死滅させる方法もあります。
ビニール袋から出した後は、掃除機でダニの死骸を吸い取る事を忘れずに。
⑧防ダニ用の殺虫剤
防ダニ用の殺虫剤としては、防ダニスプレーや燻煙剤などがあります。
ダニは寝具の内側やカーペットの中などに潜り込んでいる事が多い為、直接殺虫成分に触れさせる事が難しいですが、強制的に薬剤をダニに接触させた結果では、コナヒョウヒダニに対して、チオシアノ酢酸イソボルニルやアミドフルメトといった成分は40mg/m2で90%以上の致死率を認めています。
スプレーして終わりではなく、スプレーした後に掃除機でダニの死骸を除去する必要があります。
あくまで補助的な役割ですが、殺虫剤の成分がダニに当たれば一定の効果が見込めると思います。
アレルギーの薬
ダニアレルギーは、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、喘息などのアレルギー疾患の原因となり得ます。
原因が、ダニであれ、スギであれ、これらの疾患に対する対症療法としての処方は大きく異なりません。
アレルギー性鼻炎で考えると、アレルギー症状を抑える為には、抗アレルギー剤の内服やステロイド点鼻薬を用います。
今あるくしゃみ、鼻水などの症状を緩和する為の薬であり、アレルギーによる症状が続く場合は、これらの薬を継続する必要があります。
卵などの食べ物のアレルギーは、年齢とともに症状が改善する事や、少しずつ摂取する事でアレルギーが改善していく可能性がありますが、ダニやスギなどの吸い込むタイプ(吸入アレルゲン)のアレルギーでは吸い込む程に症状が悪化していきます。
アレルギーだけじゃない!
汚部屋が心身に与える健康の悪影響は、アレルギーだけではありません。
汚部屋に住み続ける事は、デメリットしかありません。
①感染症など
②怪我
③精神疾患
解説
①感染症など
汚部屋は、アレルギー以外の病気を引き起こす可能性があります。
何ヶ月以上も掃除をしていない汚部屋には、ゴキブリやハエなどが発生している事もあります。
これらの害虫は、人間にとって有害なウイルスや菌をばら撒きます。
その上、汚部屋に積もった埃は、病原菌の住処となります。
このような状況であっても、免疫力の高い方であれば、病気にならずに済むかもしれません。
しかし、汚部屋に住んでいる人は、食生活や睡眠が乱れて免疫力が低下しているケースが多くあります。
キッチンに物が溢れている場合、自炊をする事も難しく、カップ麺やコンビニ弁当などに頼りがちになります。
また、ベッドや布団の上にまで物がある場合、十分な睡眠を取れなくなっている場合もあります。
眠る為のスペースが確保出来ているとしても、埃や湿気などの影響で十分な睡眠が取れない可能性もあるでしょう。
②怪我
汚部屋に住んでいると、怪我をしやすくなります。
床に落ちている物やゴミを踏んで、足を切ってしまったという話はよく聞きます。
また、物を踏んだ瞬間に足を捻ってしまったり、滑って転んでしまったりする事も考えられます。
地震などの災害時には、怪我だけではなく命の危険に迫られる可能性も否定できません。
普段は、どこに何があるのか把握できていたとしても、地震が起これば物は散乱してしまいます。
散乱した物に足を取られて身動きが取れなければ、スムーズに避難する事すら難しくなります。
③精神疾患
一概には言えませんが、汚部屋がうつ病などの精神疾患の原因になる可能性も考えられます。
汚部屋は、ストレスや自律神経の乱れの原因となるからです。
物やゴミが散らかった部屋にいると、目から多くの情報が入ってきます。
また、無意識に片付けていない事への罪悪感も湧いてきます。
害虫の発生などにも怯えなくてはならない上、異臭が発生すれば近所トラブルとなる可能性も考えなければなりません。
すると、家にいるにもかかわらずリラックス出来ず、ストレスが溜まっていくのです。
結果として心が荒んで、掃除をする意欲を失い、ますます部屋が汚れていくという負のスパイラルに陥ります。
尚、その反対に、精神疾患が原因で片付けや掃除ができない場合もあります。
その場合、まずは病気のケアや治療を優先したうえで、住環境を整えていく事が大切です。
汚部屋で空気清浄機の効果
最近ではオフィスやホテル、満喫、個人住宅など、至る所で目にすることが多くなってきた空気清浄機。
コロナウイルスが流行った事でも、更に注目されたりもしています。
空気清浄機のメカニズムとしては、本体にあるフィルターを通して、部屋の空気を吸って、綺麗にした空気を吐き出しているといったイメージだと思います。
これによって、多少の生活臭などを無くす効果があったり、花粉やダニ、ホコリなどのウイルスなどを防ぐ効果が期待できます。
結論から話してしまうと、汚部屋に関しては、空気清浄機を使ったとしても、全く効果が得られないと思います。
空気清浄機のシステムを考えると非常にわかりやすいのですが、汚い空気を吸って、綺麗な空気を吐く訳ですが、この際にとても重要なのがフィルターです。
このフィルターが綺麗な状態であれば、確かに、多少部屋の状態はよくなる傾向にあると思います。
しかしながら汚部屋の場合には、フィルターはすぐに汚れてしまって、結果的に汚い空気しか排出しなくなります。
つまり、汚部屋で空気清浄機を利用した所で、過度な期待は出来ないどころが、全く効果が得られない事が多いということなんです。
デメリット
①汚い空気が部屋中を…
②悪化…
解説
①汚い空気が部屋中を…
汚部屋の住人の場合、掃除をしない人が100%だと思いますので、空気清浄機を置いた所で、恐らくフィルターの手入れはしないと思います。
汚部屋の場合には、通常よりとても速いペースでフィルターが汚れるでしょうし、フィルターを交換する必要があると思います。
空気清浄機を置いたとしても、結果的にすぐにフィルターにホコリなどが溜まり、汚い空気が部屋を舞ってしまう可能性が非常に高いです。
綺麗な空気にしたいと思っているのに、汚い空気が舞ってしまっては全く意味がないですし、逆効果です。
②悪化…
汚い空気が部屋を舞ってしまう事によって、アレルギーが更に悪化してしまう可能性があります。
これは、埃などのハウスダストが部屋を舞って、それを吸い込む事で悪化する可能性があるという事です。
たださえ物が多く、埃などの汚れもそこら中にあるはずなので、それが舞ってしまうと、ほぼ100%無意識に吸い込む事になります。
もし、あなたがハウスダストのアレルギーを持っていなかったとしても、恐らく、咳が出たり、鼻がムズムズしたりする可能性があります。
更に、酷くなると気管支炎や喘息になる可能性もありますので、実は危険だったりもします。
自力で片付け コツ
汚部屋が、アレルギーや病気の原因となりうる以上、早急に片付けや掃除をする事が大切です。
とはいえ汚部屋に住んでいる方は、片付けや掃除が苦手な場合も多いと思います。
①物を捨てる
②収納場所を
③ハウスダスト
解説
①物を捨てる
最初にやる事は、不要な物の処分です。
なぜなら汚部屋の片付けで、もっとも時間がかかるのは、不用品の処分だからです。
手順としては…
【1・確実に要らない物(ゴミなど)を処分】
【2・その他の物を、要る・要らないで仕分ける(迷うモノは、仮置き箱に1ヶ月だけ保存)】
【3・要らない物に分類した物、1ヶ月保存したけど使わなかった物を処分】
まずは、確実に要らない物から処分すると作業に迷いが出ないと思います。
具体的には、明らかにゴミだと分かる物。
例えば
ペットボトルや食品の空容器などをまとめて捨ててしまいましょう。
次は、その他の物を仕分けし、要らないと判断した物を処分します。
その際は、服などの専有面積が大きなモノから手を付けると、達成感が味わえて片付けのモチベーションを維持しやすいと思います。
もし捨てるかどうか迷う物がある場合は、仮置き箱を作って、1ヶ月だけ保存しておく方法もあります。
1ヶ月経って使っていない物は、不要である可能性が高いので捨てて下さい。
但し、何でも仮置きすると片付かないので〈1年以上使っていない物は捨てる〉〈簡単に入手できる物は迷わず捨てる〉など、自分なりの処分ルールを決めて取り組むとスムーズだと思います。
②収納場所を
不用品を処分した後は、物の収納場所を決める事が大切です。
物の定位置を決めておかないと、すぐに物が散乱して汚部屋に逆戻りしてしまうからです。
場所を決めるコツは、使用頻度に合わせて収納場所を決める事です。
よく使う物は、出し入れしやすい位置に収納しておくと、散らかりにくくなります。
あまり使わない物、年に数回ぐらいの使用頻度であれば、手の届きにくい所に収納しても構わないと思います。
物が多い場合は、ベッド下や、クローゼット奥側などのデッドスペースを有効活用できないか考えてみるのも1つの方法です。
③ハウスダスト
物を整理整頓できた部屋には、今まで隠されていて見えなかった埃などが目立つはずです。
最後に掃除をして、これらのハウスダストや汚れを取り除きます。
最初に埃を落としてから、次に掃除機をかけ、最後に拭き掃除をします。
洗剤やメラミンスポンジなどを利用して拭くと、より綺麗に汚れが落ちます。
この機会に、しっかりとアレルゲンを取り除いて下さい。
自力では…
とはいえ、忙しくて汚部屋を片付ける時間がない、という方もいるかもしれません。
また、片付けや掃除が苦手だったり、不用品の処分方法が分からなかったりして、作業が捗らない場合もあると思います。
そういった時は、プロ(専門業者)へ依頼するのも1つの方法です。
メリット
ゴミ屋敷清掃を専門としている業者なら、物の整理から処分、片付け後の掃除まで全て任せられると思います。
また、動かしにくい大きな家具や重い物を移動させたり、運び出してもらったりする事も可能だと思います。
経験豊富なスタッフの手にかかれば、足の踏み場のないくらい物やゴミが溢れた状態でも短期間で作業が完了します。
1度綺麗に片付けてもらえば、日々少しの手間で綺麗な状態を維持する事が可能です。
親身に…
業者とはいえ、汚部屋を他人に見せる事に抵抗がある方もいるかもしれません。
仕事に追われて掃除ができない、物を溜め込んでしまう癖がある、など汚部屋が発生する原因は人それぞれで、理由は様々です。
また、害虫が発生していたり、異臭が発生していたりなど、部屋の状態も様々です。
そんな場合でも、経験豊富な業者であれば、嫌な顔をせず親身になって最適な片付けプランを提案してくれるはずだと思います。
是非、検討してみて下さい。