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2023.04.24

汚部屋 初心者向け片付け方法?

汚部屋… 散らかった部屋… 一体何処から手をつけたらいいのか? 何から片付けたら良いのか?

折角、やる気が出たのに… 勿体ないです。

そこで今回この記事では、片付け方法や掃除の手順など、出来る限り分かりやすく紹介していきます。

汚部屋かチェックするポイント

自分の部屋が汚部屋なのかをチェックする為に、4つのポイントを確認してみましょう。

  • 2週間以上掃除機をかけていない
  • 捨てていないゴミ袋が3個以上部屋にある
  • 空のペットボトルが2本以上放置されている
  • 洗濯を1週間に1度しかしていない

これらのうち1つでも当てはまれば、汚部屋に近い状態になります。

また汚部屋を作ってしまう人には片付けられない心理状態や癖があります。

 

汚部屋になってしまう理由

なぜ?あなたのお部屋が汚部屋になってしまうのかを考えてみましょう。

具体的には以下のような理由があります。

  1. 片付けが苦手
  2. 面倒くさがり
  3. ゴミを出す日や出し方を知らない
  4. 物を買いすぎる
  5. 物が捨てられない
  6. 収納が少ない

リバウンドしない為にも、しっかり考えておいてみて下さい。

他にも理由はあるとは思いますが…。

本来ならば、不用品やゴミを定期的に捨てたり、普段からゴミを分別して捨てていれば、まずこんな状態になる事はないはずです。

 

部屋をキレイにするメリット

具体的に良い事を以下に挙げてみました。

  1. 来客を呼べる
  2. くつろげるスペースができて快適
  3. 探し物がすぐに見つかる
  4. 部屋が傷まない
  5. 掃除がしやすい
  6. 害虫が出にくい
  7. 空気がきれい
  8. 異臭がしない

綺麗な部屋で過ごす事は衛生的にも良いですし、健康的に過ごせる事に繋がります。

是非とも部屋を綺麗に保ちたいですね。

 

初心者にも出来る10のステップ

ゴミが片付けられない為に気が付けば汚部屋に…。

「どうしても綺麗な部屋にしたい!」

でも片付け方がイマイチ分らないという人は多いのではないかと思います。

初心者にもできるお部屋を片付ける10のステップを紹介します。

1・ゴミを外に出すスペースを確保

2・燻煙剤で室内の害虫を駆除

3・道具を準備

4・玄関に近い部屋から片付ける

5・部屋の中の邪魔な物を確認

6・ゴミ日をチェック

7・分別して袋に詰める

8・床や壁を清掃

9・収納する

10・掃除後の後片付け

解説

1・ゴミを外に出すスペースを確保

汚部屋やゴミ屋敷を片付ける際は、ゴミを外に出すスペースを確保する事が大切です。

そこを怠ると、ゴミを外に出すという気にすらなりません。

ゴミ屋敷の場合は、玄関から片付け、1階ならば部屋の窓を外すようにしましょう。

ゴミが敷き詰められている状態のままでは、足の踏み場もありませんので片付けることが困難になります。

まずは、できる限り大きいものから部屋の外にいったん出しておきましょう。

2・燻製剤で室内の害虫を駆除

ゴミが大量にある部屋の中では、ゴキブリやダニなどの害虫が発生することがよくあります。

不用品を片付けていたら、小さいコバエや黒い虫がチョロチョロと動くなんて事態になれば気分は良くないです。

そうならない為にも「燻煙剤」を使って、虫の動きを封じ込めましょう。

室内の害虫をあらかじめ駆除しておく事で、少しは気持ち悪さが解消された状態で部屋の片づけに取り組めると思います。

燻製剤は、ホームセンターなどで購入できます。

3・道具を準備

いよいよ片づけを開始します。

まずは、片付けに必要な道具を準備しましょう。

必要なものを以下に挙げます。

  1. マスク
  2. 作業用手袋(軍手やビニール手袋)
  3. スリッパや長靴
  4. 市町村指定のゴミ袋
  5. 雑誌などをまとめる為の紐
  6. ハサミやガムテープなど
  7. 掃除機、ホウキ、ちり取り
  8. 洗剤
  9. 雑巾(ぞうきん)
  10. バケツ

上記に挙げた物以外にも必要なものがあれば、あらかじめ準備しておいて下さい。

特にゴミ袋は大量に必要になりますので、十分な数を用意しておいてください。

4・玄関に近い部屋から片付ける

家全体を片付けたい場合は、玄関に近い部屋から片付けましょう。

玄関から不要なものを外に一旦出しておけば、片付けるスペースが確保できます。

また、どこから片付けたら良いかわからないという悩みも解決できます。

具体的に部屋を片付ける順番が決まれば、片付けも捗ると思います。

5・部屋の中の邪魔な物を確認

汚部屋となってしまう方の場合は、新聞紙や段ボール、衣類などが乱雑に散らかっている事が多いです。

また、ペッドボトルやカップラーメンの空き容器などが散らかっている方もいます。

まずはこうした邪魔なものを、目視で確認してみましょう。

確認したものは、後ほどプラスチックゴミや一般ゴミとして捨てましょう。

6・ゴミ日をチェック

市区町村ごとにゴミを出す日が決められています。

燃えるゴミの日、燃えないゴミの日、今日は空き瓶や空き缶を捨てる日など。

ゴミを出す日を事前にチェックしておくことが大切です。

普段からゴミ出し前日に家の中を片付けていれば、翌日にスッキリさせられます。

カレンダーなどに書きこんで、市区町村で配られるゴミ出し日の表などでチェックするようにして、忘れずに出すようにして下さい。

但し、ゴミの中には回収日の少ないものやゴミによって回収されない場合もあります。

この場合はリサイクルセンターや回収ボックスなどがお住いの地域のどこかに設置されていると思いますので、自分から足を運んで捨てる必要があります。

7・分別して袋に詰める

不用品なもの、不必要な物を分別して、ビニール袋に詰め込みます。

市区町村ごとに規定のある場合は、市区町村指定のゴミ袋に詰めるようにして下さい。

種類や品目ごとにあらかじめ袋詰めしておく事で、捨てる準備ができます。

8・床や壁を清掃

ゴミがある程度片付くと、これまで見えなかった床や壁が見えてきます。

この床や壁は果たしてキレイでしょうか?

おそらく汚いですよね。

汚れた壁や床の上には、ホコリやダニ、ゴキブリの死骸などがある可能性が高いです。

まず最初は目に見えるゴミやホコリを掃除機で吸い取ったあとで、水ぶきをしましょう。

しかし、頑固な汚れは落ちにくいのが特徴です。

そこで中性洗剤を使用します。

中性洗剤を使用するときは、壁や床のホコリが取り切れている事を確認して下さい。

【中性洗剤を使った清掃の手順】

  1. 掃除する箇所を水で軽く拭く
  2. 中性洗剤を塗布する
  3. 洗剤が染み込むまで少し待つ
  4. 軽く拭く
  5. 雑巾で水拭き
  6. 雑巾で乾拭き

掃除するポイント

・不用な物はすぐに処分する

・必要、不必要の基準を作る

・モノの定位置を決める

解説

不用な物はすぐに処分する

不用なモノはすぐに捨てましょう。

1年以上前に1度読んだきりの雑誌や本は「いつか読む」事はほとんどありません。

買ったけど1度も着用していない服も同様です。迷わず処分しましょう。

大切なのは「モノをできるだけ減らす」という意思を持つ事です。

また値段の高いモノや1度も利用していないモノは、フリマアプリや中古販売店に売ることも検討しましてみて下さい。

捨てることに抵抗があればこれらのサービスを利用するのも1つの手段です。

必要、不必要の基準を作る

モノを捨てるコツは「手放す」と決断することです。

モノを前にして迷っていては時間がかかるだけです。

その為、処分する前から必要・不必要の基準を作っておきましょう。

その基準を決めておけば、迷った際はそのルールに則って淡々と作業するだけです。

例えば「1度も使っていないモノは捨てる」や「よく使うお気に入りのものだけ残す」などのルールを作ります。

ルールを前にしても迷う場合があるので、最初は「絶対にモノを減らす」という決断をしてください。

難しい人は1日1個の処分から始めても良いと思います。

日々続ける事で自然に捨てる習慣が身に付くと思います。

モノの定位置を決める

汚部屋になる人は寝床を中心に、モノをランダムに置いてしまいがちです。

どこに何を置くのかを決めていないので、いざ必要になった時も収納場所が分からない事があります。

まずは、モノをグループ分けして、部屋のレイアウト毎に収納場所を決定しましょう。

女性であれば鏡台や鏡の周辺にコスメ関連を置いたり、男性はひげそりや整髪料を洗面台付近に収納したりします。

引き出しや小物箱にパーティションを入れて、モノをグループ分けするのも効果的です。

一目で何関連のモノが入っているのか分かりやすく、収納場所も覚えやすいと思います。

 

片付けの基本

ちょっと話が逸れますが、ここで片付けの基本を確認しておきます。

汚部屋になってしまった原因は、モノが多すぎるかゴミが多すぎる。

たいていはその両方が原因でしょう。

原因を断てば改善に向かいます。

つまり、モノを処分する、ゴミを捨てるという事です。

当たり前かもしれませんが、この基本を忘れないようにしてください。

中には、なかなか捨てられないで「あれもこれも取っておく」という方もいらっしゃいます。

今まで埋もれていたモノ… 片付けで出て来たもの… 何年も放置されていた物… 本当に必要ですか?

思い切ってできるだけ処分して行きましょう!

 

プロが片付ける手順

  1. 玄関周辺をキレイにして、ゴミ出しの動線を確保する。
  2. モノの少ない部屋(場所)を片付け、モノを仮置きする場所を確保する。
  3. 部屋全体を眺め、たくさんあるモノ・ゴミから順に処分する。
  4. 残った細かいものを片付ける。
  5. 整理整頓と掃除をする。

大雑把ですが、大体このような流れで作業していきます。

 

一人で片付ける場合

プロが片付ける場合、スタッフが大勢いますから上記の方法で問題ありませんが、一人で片付ける場合はアレンジが必要です。

当たり前ですが、一人だと作業が長引きます。

部屋の中にゴミを抱えたままでは、作業がやりにくくなりますし、モチベーションもアップしません。

分別が済んだゴミは、なるべく早く回収場所に出すようにしてください。

1・道具類の準備

片付けや掃除に必要とはいえ、最初からすべての道具を買い揃えるのは得策ではありません。

なぜならば、ただでさえゴミやモノが多くて困っているのに、使うか使わないかわからないモノを増やしてしまっては、さらに混乱しますし、片付けている内に掃除道具が出てくる事もよくあるからです。

①最初のステップは捨てる作業です。まずは、その為に必要なモノを準備してください。

これがあるだけで、ざっくり8〜9割の汚れは落とせます。

その後、必要に応じ酸性洗剤やアルカリ性洗剤を用意します。

2・汚部屋の原因となっている「邪魔ものベスト3」に注目

お部屋を見渡してください。

たくさんあって場所を取っているモノ・ゴミを3つリストアップしてください。

つまり、「邪魔ものベスト3」を見つけます。

いかがですか? ベスト3は見つかりましたか? 

いかがですか?ベスト3は見つかりましたか?

この時、「たくさんあるけど小さなもの」は気にしないようにしましょう。

例えば

郵便物、フィギア、アクセサリーなどです。

通常、不燃ゴミもたくさんはありませんから、当面は無視しておくほうが良いと思います。

3・ゴミや資源を出す日を調べる

次は、邪魔ものベスト3の回収日を調べます。

ネットで調べても市区町村で聞いても、どちらでもOKです。

ゴミ出し前日に片付ければ、翌日にはスッキリさせられます。

土日しか片付ける日がない場合は、少しの間我慢して、部屋の中かベランダなどに置いて置きましょう。

ここでちょっと問題となるのは、市や町の回収がない、または頻度が少ないモノの場合です。

古紙や古布類などが考えられますが、新聞紙、雑誌、ダンボール、古着などは部屋の中にたくさんある可能性が高いので、自分で古紙問屋、古紙のリサイクルセンターなどへ持ち込む事も考えておいた方がいいかもしれません。

「古紙 名古屋」などで調べれば、持ち込み先がわかると思います。

洋服はリサイクルショップに売りにいけば、いくらかのお金になりますが、高価なものを除いて、ビックリするほど買取値段は安いので、苦労の割に実りが少ないかもしれません。

4・害虫退治

バルサンやアースレッドなどを使って、ゴキブリやダニなどを駆除します(その際は、取扱説明書をよく読んで使ってください)

隣近所に迷惑にならないよう、且つ、片付けの最中に自分がビックリしないよう、最初にある程度処理しておきます。

5・「邪魔ものベスト3」を片っ端から袋詰め

あなたが見つけた「邪魔ものベスト3」を袋詰めしていきます。

これは「種類や品目毎に片付ける」方法です。

可燃ゴミやペットボトルなら、市区町村の指定ゴミ袋に入れます。

「邪魔ものベスト3」は、最初のうちは多いものから順番に袋詰めすれば良いと思います。

慣れてきたら、3つ同時にやっても問題ありません。

【洋服、新聞紙、雑誌、ダンボールの処分】

洋服は、取っておくか捨てるかの判断が必要ですが、今までゴミに埋もれていたものが必要でしょうか?

極力思い切って処分しましょう。

取っておく服と捨てる服を素早く判断しながら、捨てるものは透明のビニール袋に入れておきます。

新聞紙や雑誌は、分別して紐で縛るか、ダンボールに入れてください。

捨てる洋服、新聞紙、雑誌、ダンボールは、なるべく早くリサイクルに回して下さい。

6・細かなものにチャレンジ

「邪魔ものベスト3」をクリア出来たら、少しずつ床が見えてくると思います。

それに伴って、あなたも少しずつ自信を取り戻してきていると思います。

「細かなものにチャレンジ」のステップは、基本的に「エリア毎に片付ける」方法です。

中には、処分の仕方がわからないものがあるかもしれませんが、もうあなたは大丈夫。

ネットで調べたり、市区町村に聞いたりして対処ができるはずだと思います。

7・掃除

長年にわたってゴミなどが堆積していたのですから、かなり汚れている事が予想されます。

まずは、掃除する場所のホコリを丁寧に取り、水拭きだけで汚れが落とせないかチャレンジします。

ダメだったら、次は中性洗剤の出番です。

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