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部屋が汚い人は…天才の証拠??
「片づけられない」「ゴミ屋敷」「汚部屋」など部屋が散らかっている人を取り上げるテレビや雑誌が、ここ最近多いです。
「断捨離」「シンプルライフ」「ミニマリスト」と言う言葉に表される様に、より良い人生を送る為にはモノを減らす事が大事!と言う考え方も流行を越えてトレンド化してきています。
また、風水や占いなどスピリチュアルな世界でも、部屋をキレイにする事の大切さが説かれています。
一方、部屋が汚い人には、天才型が多く存在する!というデータもあります。
そこで今回この記事では、部屋を汚してしまう人、汚い人、などの共通点や特徴などを紹介していきます。
「身の回りが散らかっていること」それは知的な人の共通点
ミネソタ大学のキャスリーン・ヴォース教授は、散乱した部屋で活動をしていた方が、よりクリエイティブになるという事を、研究で明らかにしました。
すると、整頓された部屋で考案されたメニューは、伝統的なレシピをベースとしたいわゆるトラディションだったのに対し、散乱した部屋で考案されたメニューの方は、常識を覆すような創作料理が数多く生まれたんだとか…。
また、新たに被験者を集めて「ピンポン球の新しい用途を考えてください」というお題を出した場合も、やっぱり同じ結果に。
散らかった環境は古い習慣から脱却させ、新しい考え方を生み出すためのインスピレーションを与えます。
一方、整理整頓された環境は習慣を大切にし、失敗しないよう促す傾向にあります。
散らかった状態を見れば、第3者は”ただのだらしない人”に見えるでしょう。
けれどポジティブに見れば、整理整頓できる人が高い評価を得ている世間において、左右されることなく我が道を突き通しているスタイル、と言えるのかもしれません。
創造性が要求されるような仕事において成功者の中には、むしろ部屋が汚い事で有名だった人が数多く存在していました。
アニメやドラマなどに登場してくる天才博士は、大体散らかった研究室で発明しているイメージがあります。
代表的な人物を何人か挙げて行きます。
スティーブ・ジョブス
MacやiPhoneに代表される革新的な製品を生み出した、誰もが知る人物です。
極限までシンプルさを追求した製品を生み出したジョブスの仕事場は、常に散らかった状態だったそうです。
スティーブ・ジョブズ(Apple社を創立した一人)
パブロ・ピカソ
美術史上最も稼いだと言われるピカソは、所狭しと作品をアトリエに置いていました。
ピカソは変化の天才と言われ、一つの画法に固辞せずに、一生の中で何度も違う絵描きになっています
アルベルト・アインシュタイン
知能指数160~190と言われる天才科学者。
アインシュタインの机の上は常に書類で溢れており、散らかった状態の中で研究をしていました。
世界を変えた独創的な偉業は、汚い部屋で生み出されていた…と言う事ですね。
片付けられない人程、創造性が豊かな理由
自分だけが体感できる使い勝手の良さがある。
散らかっていると感じるのは実は、第三者、周りの人だけかもしれません。
もちろん整理整頓は悪い事ではありません。
しかし、散らかっている様に見えて、山のように積み上げた書類も、よく使うものを上の方に置いていたり、無造作に転がったペンもちゃんと手の届く距離に置いていたり、自分が寛ぐスペースにはモノが無かったり、とその部屋を使う人のルールがあったりします。
「毎日のように使うモノを、いちいち片付けるのは時間がもったいない」
整理整頓の優先順位が、片付けられない人たちにとっては下の方にあるのです。
つまり散らかった部屋は、その人にとって一番快適に作業ができる空間なのだと思います。
部屋が汚い=頭の中と心も乱れている訳ではない
殺風景な部屋からは何も産まれない?
モノがたくさんある状態から、新しいアイディアが生まれることもあります。
キレイ好きな人からすれば、ちょっとでも散らかっていると「早く片付けなきゃ」「寝るのは片付けてからにしよう」と意識がそればかりになってしまうかもしれません。
しかし、いつも散らかっている人からすればそれが日常なので、新しい事や仕事の事など、じっくり考えることに集中できるのかもしれません。
思いついたことから作業を始める
何でも完成させるのには時間がかかります。
途中で考えが変わったり、途中まではアイディアが浮かんでいたり…。
やりかけの状態のままにしておいて、また思いついたらすぐに作業を始める・・ というのがいくつもある状態が、いわゆる散らかった部屋、汚い状態なのかもしれません。
部屋が汚い人の心理
仕事で忙しかったり、疲れていたりして、部屋を掃除する時間と体力が無いと言うケースを除くと、一般的には、部屋が汚いのは良くないのは分かっていながらも、後でやろう… 後にしよう… と放置しているうちに酷くなってしまい、いよいよ手が付けられない状態になってしまうと言う「面倒くさいがり」「先延ばし」の心理が汚部屋の背景にあります。
その一方で、部屋が汚い人の深層心理として「満たされない」と言う心理が影響している場合もあります。
部屋が汚い状態を無意識のうちに容認してしまってる「満たされない心」の背景には「寂しさ」「不安」が存在しています。
満たされない心をモノで埋め合わせしようと無意識の「寂しさ」
手放す事に対する無意識の「不安」
必要か不必要かは関係なく、そうした不安から逃れる為に、持っていると言う安心感が欲しいと言う心理です。
部屋を片づけられないのは幼児期の躾が原因?
生後18か月~4歳までの期間は、性的発達段階で言う肛門期に当たります。
※ 肛門期は、ジークムント・フロイトが主張する5つの心理性的発達理論のうちの2番目の段階であり、口唇期に次いで表れる。 ウィキペディア
部屋が汚い人は運が悪い?
部屋が汚いと運気が下がる!ので運気を上げる為には掃除を行いましょう… と言った話をよく耳にしますが、果たして…
風水では【掃除が8割】とも言われており、部屋をキレイにする事の効用が強調されています。
・良い運気を外から入れる為に玄関をキレイにする事が大切…
・台所、トイレ、風呂場などの水回りは、運気に大きく影響するのでいつもキレイに…
・古いモノは運気を吸い取るので、新しいモノへと取り換える事も必要…
と言った感じです。部屋が汚い人に共通する特徴
1・決断力が弱い1・決断力が弱い
部屋が汚い人は、モノが捨てられないと言う傾向があります。2・太りがち
部屋が汚い人は、面倒くさがりで、料理にも手間をかけない傾向があります。
その為、加工食品など、栄養バランスが偏って肥満体質になる可能性が高まります。
また、散らかった部屋で生活をしていると、コルチゾールと言うストレスホルモンが分泌されます。
このストレスホルモンが過剰に分泌されると、食欲増進して、脂肪を蓄積するというように体が反応します。
その為、肥満体質になってしまう可能性が高くなります。
※ コルチゾールは、副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、医薬品としてはヒドロコルチゾン とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。 ウィキペディア
3・想定外に弱い
部屋が汚い人は、モノを溜め込む傾向にあります。
スーパーの袋やコンビニで貰った割り箸やスプーン等が必要以上に溜め込まれています。
モノを大切にしている…と評価できますが、度を超えるとそれは、無駄な行為になります。
こうした、モノを溜め込む癖がある人は、モノが有る事で精神的安定を得られる特徴があります。
準備が整っていないと不安になるので、想定外の出来事が起こると、動揺する傾向があります。
また状況や他人が、自分の思い通りにならないと落ち着く事が出来ません。
4・年収が低い
【お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣】菅原 圭
に書かれていた事ですが、年収が低い人の共通点として、部屋が汚い人(モノやゴミが溢れている人)の特徴が挙げられています。
①使わない、使えないモノで溢れている(捨てられない性分)
②キッチン、トイレ、風呂場などの水回りが汚い
③マンガ、ゲーム、ギターなどの趣味系のアイテムが多い
④ゴミを溜め込んでいる(ゴミの日を把握していない)
⑤古い電化製品を使い続けている
字が汚いのは○○だから…?
部屋のことからは話がちょっと脱線しますが、字が汚い人には頭の回転が早い人が多いと言われています。
思考に手が追いついていない、イメージやアイディアが一度にたくさん出てきて早く書き留めようとするからだそうです。
今まで字が下手なことにコンプレックスを抱えていた人は、実はアイディアがたくさん出てくる、ひらめきの天才だったのかも…?